- きんし
- I
きんし【勤仕】つとめつかえること。II
「砲術教授として~せし教頭なりしが/近世紀聞(採菊)」
きんし【禁止】〔古くは「きんじ」とも〕してはいけないと命ずること。III「自由行動を~する」「立ち入り~」
きんし【菌糸】カビ・キノコ類の栄養体を構成する, きわめて細い糸状の細胞列。 種によって一定の形に枝分かれしたり, 集合して子実体をつくる。IVきんし【近思】〔論語(子張)〕自分の身について反省すること。 自分の身のまわりから考えていくこと。Vきんし【近視】外から来る平行光線が網膜の前方で結像するため, 遠くのものがはっきり見えない状態。 また, そのような目。 水晶体から網膜までの距離が長すぎる場合や, 角膜・水晶体の屈折力が強すぎる場合に起こる。 凹レンズで矯正する。 近眼。 ちかめ。⇔ 遠視→ 仮性近視VIきんし【金史】中国, 二十四史の一。 金の歴史を記した書。 一三五巻。 元の脱脱(托克托(トクト))らの撰。 1344年に成立。 本紀一九巻・志三九巻・表四巻・列伝七三巻。VIIきんし【金枝】(1)金でできた枝。 金色をした枝。(2)「金枝玉葉(ギヨクヨウ)」の略。VIIIきんし【金糸】金箔(キンパク)を貼った和紙を細く切ったもの。 また, この糸や金箔を絹糸に巻きつけたもの。IXきんし【金紙】(1)金箔(キンパク)を押したり, 金泥(キンデイ)を塗ったりした紙。 金色の紙。(2)「金札(キンサツ){(2)}」に同じ。Xきんし【金紫】(1)黄金の印と紫色の組紐(クミヒモ)。 また, それを帯びるような位の高い人。 金印紫綬。(2)高官。 貴族。XIきんし【金鵄】日本の建国説話に出てくる金色のトビ。 神武天皇の東征に際して, 長髄彦(ナガスネヒコ)征伐の際に弓の先に止まって天皇の軍を助けたという。XIIきんし【錦糸】にしきの糸。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.